飛蚊症はある日突然やってくる

退社間際のことです。いつもより早めにパソコンのスイッチを切り、やれやれと思った時、目の前に黒いごみのようなものがフワフワしていることに気が付きました。目が疲れているのか思い、瞬きをしたり、目薬を差したりして様子を見ましたが、一向に消えません。どうやら右眼だけで、左眼はいつもと変わりありません。そのうち消えるだろうと気を落ち着け、帰宅しましたが、黒いフワフワは形を変え、動きを変え、何だか数が増えてきたような…。これはもしや飛蚊症というものでは?突然こんなに見え出すなんて、何かよからぬことの兆し?いてもたってもいられなくなり、私は近所の眼科に駆け込みました。もしやこのまま手術、入院?待合室で悪い想像ばかりしていましたが、医師の診断はそっけないものでした。飛蚊症というのは加齢によって、誰にでも起こる現象なんだそう。皆焦って病院に駆け込んでくるけれど、大きな病気に結び付く人は少ないんだとか。ただし、一度なった飛蚊症はもう消えませんということ。飛蚊症が始まった後は、網膜剥離の危険性もなくはないので、しばらくは定期的にきてください、ということで終わり、ホッとする反面、加齢という言葉を重く感じたのでした。